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蝉の鳴き声と日本人の感性

  • 2006/07/08(土) 16:28:41

以前、知り合いの韓国人と蝉の鳴き声の話になった。たまたま、その時は九州で、クマゼミが「ワシワシワシ・・・」と啼いていたので、「あ~、クマゼミが啼いてるね。」と言ったら、「韓国にも蝉はいますよ。」と言ったので、「どんな種類の蝉がいますか。」と聞いたら、答えに詰まってしまった。更に「日本には、ミンミンゼミやツクツクボウシ、ヒグラシ、アブラゼミなどがいますよ。」と言って、それぞれの蝉の鳴き方を教えると、えらく感心して「あなたは蝉博士みたいですね」と言われました。一瞬、バカにされたのかとも思いましたが、日頃の言動からしてそうでもないようで、本当に感心しているようでした。「日本人なら皆この程度の蝉の種類は知ってますよ。韓国ではあまり種類はいないのですか?」と聞くと「蝉は蝉で、種類は考えたこともありません。」というような答えでした。そんなやりとりでふと「日本人は、虫の鳴き声を言葉と同じように聞くが、西欧人は雑音と同じ様に聞く」ということをかつて本で読んだことを思い出しました。確か右脳と左脳との違いだったと思います。そして、韓国人は日本人と似ているが、虫の鳴き声を聞くのは、西欧人と同じだ、とも書かれていました。実は、大分前の夏に韓国に行ったことがあり、韓国の蝉の鳴き声も聞いたことがありました。ツクツクボウシが途中で止めたような鳴き声で「ツクジー、ツクジー」と啼いていて、国が違うと蝉の鳴き方も違うのかと思ったのを今でも覚えています。日本人は昔から自然と共生していて、生き物全てに対し、その内在する生命力を無意識のうちに感じているのではないでしょうか。韓国人の呉善花氏の「続スカートの風」で日本人の年取った女性が道端の花に話しかけている姿を見て不思議に思ったということが書かれていましたが、こんな所にも外見上は殆ど区別のつかない日本人と韓国人の内面的な違いがあるような気がします。梅雨も明ければ、じきに蝉も啼き出します。今年の夏は蝉の鳴き声を聞いて、こんなことを考えても良いのではないでしょうか。

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