スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

陰暦七夕

  • 2006/07/31(月) 22:10:00

 7月31日は陰暦の7月7日七夕です。天の川を挟んだ織姫、彦星が一年に一度遭う話ですが、太陽暦の7月7日だと梅雨の最中で星空を眺めることができる年はあまりありません。陰暦であれば大抵梅雨は明けており、星空を眺めるのに適した時期となるでしょう。ちなみに七夕の時、笹に短冊をつるして願い事を書きますが、この短冊に文を書くことと7月を文月というのと関係があるようです。
ところで、今年は陰暦7月の次の月は閏7月です。太陰暦では月の満ち欠けで1ケ月を勘定していきますが、通常二十四節気の内2つが1ヶ月内にあるところ、月のめぐり合わせで、ある月に1つしか節気がなかった場合、閏月とします。今年の閏7月は、太陽暦9月8日の白露が太陰暦で閏7月16日、その次の節気が9月23日の秋分で太陰暦だと翌月になり、閏7月には二十四節気は白露しかありません。従って閏月となります。

スポンサーサイト

相撲と人格

  • 2006/07/29(土) 18:20:00

 名古屋場所は、朝青龍の優勝で終わりました。また、外国人力士の優勝だったので日本人力士にもう少し頑張って欲しい所です。千秋楽で朝青龍に勝った白鵬の横綱昇進は見送られ、大関復帰を目指す雅山も来場所の様子を見ることになりました。本当の実力があれば来場所も好成績を挙げることができるでしょう、ということのようです。
 ところで、今場所、千代大海と露鵬の一番の後、いざこざがあり、露鵬が毎日新聞の記者に乱暴をしたことで3日間の出場停止になりました。元々の原因は、千代大海が格下の露鵬から張り手を受けてそれに対する文句が発端とのことです。確かに張り手という技はあまり品の良い技でなく、また、張り手ばかりにこだわると脇が甘くなる弊害があります。大相撲の解説者も奨励はしていません。とはいうものの反則という訳でもありません。ボクシングは相手を殴り合う格技で当然相手の顔も殴り、褒められこそすれ文句を言われる筋合いのものではありません。外国人力士にとって張り手の微妙な位置づけが分かりづらいのではないでしょうか?ボクシングで相手の顔を殴るのと同様一つの技として認められ、反則でもないのであるから何時誰に対して張り手をしても何ら責められるいわれはない、と思っているのではないでしょうか。
 日本のスポーツでは、ただ勝てばよい、というのでなく、どうしても一流の選手には人格的にも優れたものを求める傾向があります。W杯のMVPに頭突きで退場になったジダン選手が選ばれましたが、日本であればプレイの良し悪しだけでなく品行も併せて評価されるのではないでしょうか。武道は「礼に始まり礼に終わる」と言われるくらい礼儀を重んじます。相手と戦う競技であればこそ相手を尊重するのだと思います。武道ではありませんが、野球も外国人のベースボールに比べると、日本的な礼、しきたりが尊重されているような気がします。グラウンドでの練習の前後にグラウンドに礼をするチームもあるくらいです。日本に来て百年もたったスポーツなので日本の文化の色に染まりつつあるのではないでしょうか。いずれにしても、運動であれ、学問であれ、一芸に秀でた人には品格も求められるのが日本の文化の一つでしょう。

日本人は交渉下手?

  • 2006/07/20(木) 22:30:00

 日本人の交渉は、相互の信頼関係が基本で、そのため不誠実では交渉は上手く進まないと言っても過言ではない。どこの国の人でもそれは多かれ少なかれ同様と思うが、日本人は特にその傾向が強いと思う。商売で、自分が売りたいものを売りたい額の何倍もの値段を初めに提示し、買い手とのやりとり、値切り、に応じて徐々に下げていき、折り合いのついた所で交渉成立、というやり方は、中東等でよく行われている、と聞く。俗にバザール方式とも言われている。
 旅慣れない日本人が海外でみやげ物を買う時、相手の言い値で買ったらとんでもないものだった、とか、しつこく勧めてくるので、一桁安い値を言い、その額なら買う、と言ったら、その値で売る、と言われ逆に驚いた等々この手の話は良く聞く。この場合、相互の信頼関係というよりも、如何にその場の駆け引きで儲けるか、に重きを置かれていると思う。日本でこのような商売をしていたら長くは続かないであろう。露店で全国を渡り歩いているならいざ知らず、ある地域でしっかりと店を構え商売していくのであればやはり信用第一であろう。顧客のためを思い誠実な対応をしていれば、短期的に見れば損であっても長い目で見ると結局その方が得をする、というのが日本の商売ではなかろうか。
 これは、商売に限らず外交においても似たようなことがあるように思う。日本が交渉の際、相手に提示する内容は、条約等の根拠に照らして妥当と判断したものを提示して、相手が提示した内容と調整の余地のないものになって交渉決裂となっていないだろうか。例えば、北方四島についても日本側が過去の経緯や条約等を至当に解釈し、「北方四島は日本のものだ」とロシア側に提示し、ロシア側に「四島でなく歯舞・色丹の2島でどうか」と言われても(面積的には10%にも満たないが・・・)、日本側は「いや絶対に四島だ、これ以上は譲れない」と言うしかなく妥協の余地がない。もし、屁理屈をつけ、カムチャッカ半島に至るまでの全千島列島と樺太の南半分は元々日本領土だからこれら全部を返還せよ、と言っていたら、ロシア側が歯舞・色丹でどうだ、と言ってきたとき、では樺太は諦めるから全千島列島でどうだ、と対案を出せる。何度か交渉すれば、その内北方四島までで手を打とうということになるのでは・・・
 まぁ、そんなに甘くはないであろうが、私の言いたいのは、外交においても最初から誠実に自分が正しいと思う案を提示してしまうとそれ以上引き下がることはできず、相手との中間案で妥協するということができなくなってしまうのではないか、ということである。信頼関係を大事にし、誠実な姿勢で交渉することは日本人の美点ではあるが、国益を考えた時、他国に良い様にあしらわれ、不利益を被ってないか危惧するところであるが、これが杞憂であることを願ってやまない。

お盆は8月?それとも7月?

  • 2006/07/14(金) 10:20:00

 7月15日はお盆です。13日に迎え火を焚き、祖先の霊を供養し16日に送り火で送る一連の行事です。ところで「お盆休み」は8月15日前後にとってるのに何で7月?と思っている人いませんか。
 もともと「お盆」は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、サンスクリッド語の「ウラバンナ(逆さ吊りの意味)」に由来しています。サンスクリッド語ということで、仏教に関係していることが分かりますが、日本古来の先祖供養の風習と一体化したものと考えられます。
 それで「お盆はいつか」についてですが、お釈迦様の弟子の目蓮尊者という人が、神通力で母親が餓鬼道で逆さ吊りになって苦しんでいるのを知り、お釈迦様に教えを請った所、「7月15日に僧侶を招いて供養すれば母親を救える。」と言われたので、その通りにしたら母親は極楽往生した、という話から始まったもので、7月15日が正解です。ちなみに日本で最初にお盆として先祖供養をしたのは推古天皇の606年7月15日が最初とされています。
 太陰暦から太陽暦に変更されて、太陽暦の7月15日をお盆として、特に、東京地方では行われていますが、地方では依然として太陰暦の7月15日にお盆をやる所が多いことから、東京に出てきている地方の人たちは太陰暦のお盆に帰省していました。太陽暦が普及すると太陰暦の7月15日が太陽暦のいつに当たるかが分かりづらく、また、年によって日付が変わるので、大体1ヶ月遅れということで8月15日に行われるようになってきたのが実態のようです。太陰暦の7月15日であれば、満月で、盆踊りも今のように外の明かりが少ない時代は月明かりの下での行事でした。
 よく言われる「盆と正月」の「盆」の方は今でも太陰暦で行われる所が多いのに「正月」の方は、全国的に太陽暦で行われているのは何故なのでしょう?中国では、今でも太陰暦の正月の方が盛大に行われているようです。日本で太陰暦から太陽暦に変わったのが明治6年1月1日からで、全国一斉に正月の行事を約1ヵ月早めて行った所から、正月を太陽暦で行うことの方が全国的に統一し易かったのではないかと、個人的には思います。
 靖国神社では太陽暦の「お盆」に合わせて、7月13日から16日まで「みたままつり」が行われています。明治維新以来、日本の国のために命を捧げられた方々を偲び、また、現在の平和が続くことをお祈り申し上げます。

藩校と寺子屋

  • 2006/07/11(火) 22:00:00

子供の教育で「寺子屋式」などと謳った塾、教室の宣伝を目にすることがあります。寺子屋と言えば、江戸時代、読み・書き・そろばんを寺等で教えていた所と、小学校で習った記憶があります。読み・書き・そろばん(計算)は子供の勉強の、基本中の基本といったところで誰も疑問を挟む余地はないと思います。ところで、私は、「藩校」の方は「寺子屋」よりずっと後になってからその存在を知りました。実際は、祖母の家が水戸の弘道館の近くだったので、子供の頃から「コウドウカン」という施設は知っていましたが、何をする所だったのか、「歴史上の建物」くらいの感じしか分かっていませんでした。責任転嫁をするわけではありませんが、「藩校」については子供の頃習った記憶がありません。江戸時代の日本の政治を動かしていたのは、将軍徳川家を筆頭とした武士の社会で、地方はそれぞれの藩の大名たちが動かしていたはずです。日本の各地の藩では、武士の子供たちが、藩校で漢文の音読や書道、剣道等を習い、将来の人材を育成していたはずです。明治維新の原動力となった下級武士たちも多かれ少なかれ藩校で学んでいました。であれば、町人の子達に教えていた寺子屋よりも藩校の方がその存在意義はずっと高いと思いますが、小学校の教育では寺子屋の方が印象に残っているし、その分知名度は藩校より高いと思います。決して寺子屋を否定しているわけでなく、明治以後の日本国民全体の教育水準を上げる基盤となっていたことは事実です。でも、藩校についての説明が義務教育の間にもっとあってもいいと思います。


蚊取り線香と蚊遣り線香

  • 2006/07/09(日) 22:02:09

夏になると蚊が出てきます。最近では蚊取り線香よりも電気式のものが主流かと思いますが、屋外では結構蚊取り線香も使われているのではないでしょうか。蚊取り線香の独特の匂いは、なんとなく懐かしく子供の頃の夏休みなんかを思い出します。ところで、この「蚊取り線香」、かつては「蚊遣り線香」と言われていました。密封した部屋で線香の煙で蚊を殺すのでなく、開け放たれた縁側などで蚊の嫌う除虫菊の線香を焚いて、蚊を追い払う目的でした。つまり、蚊を取るのでなく、蚊を遣る、(どこかへ行かせる)ということです。蚊のような小さな虫でも、殺す必要がなければ、追い払うだけでよい、という発想でしょう。自然との共生、無駄な殺生はしない、といった「和」の精神が「蚊遣り線香」という言葉に込められているような気がします。

蝉の鳴き声と日本人の感性

  • 2006/07/08(土) 16:28:41

以前、知り合いの韓国人と蝉の鳴き声の話になった。たまたま、その時は九州で、クマゼミが「ワシワシワシ・・・」と啼いていたので、「あ~、クマゼミが啼いてるね。」と言ったら、「韓国にも蝉はいますよ。」と言ったので、「どんな種類の蝉がいますか。」と聞いたら、答えに詰まってしまった。更に「日本には、ミンミンゼミやツクツクボウシ、ヒグラシ、アブラゼミなどがいますよ。」と言って、それぞれの蝉の鳴き方を教えると、えらく感心して「あなたは蝉博士みたいですね」と言われました。一瞬、バカにされたのかとも思いましたが、日頃の言動からしてそうでもないようで、本当に感心しているようでした。「日本人なら皆この程度の蝉の種類は知ってますよ。韓国ではあまり種類はいないのですか?」と聞くと「蝉は蝉で、種類は考えたこともありません。」というような答えでした。そんなやりとりでふと「日本人は、虫の鳴き声を言葉と同じように聞くが、西欧人は雑音と同じ様に聞く」ということをかつて本で読んだことを思い出しました。確か右脳と左脳との違いだったと思います。そして、韓国人は日本人と似ているが、虫の鳴き声を聞くのは、西欧人と同じだ、とも書かれていました。実は、大分前の夏に韓国に行ったことがあり、韓国の蝉の鳴き声も聞いたことがありました。ツクツクボウシが途中で止めたような鳴き声で「ツクジー、ツクジー」と啼いていて、国が違うと蝉の鳴き方も違うのかと思ったのを今でも覚えています。日本人は昔から自然と共生していて、生き物全てに対し、その内在する生命力を無意識のうちに感じているのではないでしょうか。韓国人の呉善花氏の「続スカートの風」で日本人の年取った女性が道端の花に話しかけている姿を見て不思議に思ったということが書かれていましたが、こんな所にも外見上は殆ど区別のつかない日本人と韓国人の内面的な違いがあるような気がします。梅雨も明ければ、じきに蝉も啼き出します。今年の夏は蝉の鳴き声を聞いて、こんなことを考えても良いのではないでしょうか。

和食の取り合わせ

  • 2006/07/02(日) 18:10:00

焼き魚に大根おろし、刺身にワサビと大根や海草のツマ、その他豆腐やそばにつきものの薬味・・・。これらの取り合わせは、味を引き立てるだけでなく、体の健康面でも良いようです。魚のような動物性たんぱく質に含有される毒性が、ワサビや生姜、大根のような根菜や海草を摂取することで中和されます。また、魚介類と野菜・海草をバランスよく摂取することは栄養面でも良いのは言うまでもありません。これにご飯と味噌汁で穀類、豆類も摂取できます。ただし、ワサビは市販のチューブに入っているのは、大半が西洋ワサビ(ホースラディッシュ)で、やはり本物のワサビをおろしてつける方が良いようです。ところで、世に言う健康(な)食品は単品で紹介されることが多いようですが、やはり人間は機械でないのである部分に良いと言われ、そればかり食べているとどこかに支障を来たします。誤解を恐れず大雑把に言うと、西洋医学等西洋の学問は、全体を細分化し、個別の最適を求めるのに対し、東洋医学等は全体最適を求め、体をトータルで診断していきます。和食の取り合わせも、刺身が旨いというだけでなく、ワサビや大根のツマを一緒に食べることでトータルとして健康に良いようになっています。1+1=2 が和ですが、それ以上の効果が出てくるのも「和の文化」の一つの特徴ではないでしょうか。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。